2011.1.26.

昨年の11月くらいからジャングルに迷い込んで、気が付いたら年が明けていた。オラウータンにバナナをもらったり、アルマジロにつまずいたり、野生のパイナップルを発見したのは楽しかったけど、この日記をつけられなかったのは痛かった(その日に起こった面白いことはちょこちょこメモしておいたのだけど、ある日、子ザルに盗まれる)。

ところで、昨日犬のメリーと一緒に寝ていたら、いつの間にかメリーがぼくのかけていた毛布をはいで、自分の下に敷いて寝ていた。メリーは毛むくじゃらだから寒くないはずなのに毛布を使って寝て、毛むくじゃらではないぼくは風邪を引いた。起きたら喉が痛かったので、うがいをして、水をぺっと吐き出したら、ものすごく嫌な色だったから、これは大変だ、と思ったら、間違えてココアでうがいをしていた。

近所のお医者さんに行って、喉を見せると、おかしそうに笑い出す。どうしたのか、と思ったら「この程度で医者にかかろうって思うのがおかしいよ。あんたは健康だ」といわれる。それはそれでよかった、と思ったら、看護婦さんがココアを作ってくれたので、お礼をいって口をつけたら、あんまりおいしくなかったけど、我慢して飲んだ。そうしたらさっきの医者が診察室から顔を出して「そのうがい薬だけ出しておくから、よくうがいしたまえ」というので、風邪は引きたくないものだな、と思って帰宅。


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