2011.8.27.

今朝、目が覚めたらずいぶんと涼しかったので、このままもうちょっと寝ていようと思って、あおむけになっていた。すっかりいい気持ちになっていたのだけど、なんだか鼻のあたりがムズムズする。そっと目を開けると、小さなアリがいたので、ふっ、と息をふいたら、ぴんっととんでいった。

またすやすや寝ていたら、またムズムズするので見てみたら、今度はアリが4、5匹ウロウロしているので、いちいち、ふっ、ふっと息をふいてふきとばした。もう起きようか、とも思ったのだけど、そう思っているうちに寝てしまって、そのまま横になっていた。すると今度はお腹のあたりがずっしり重い。

まあ、いいか、と思ってかまわず寝ていたのだけど、あんまり重たくなってくるから、ぱっと身をおこすと、さっきのアリたちがぼくのお腹の上になにかを建てている。下を見るとアリが「まだだ、まだだ」というようにこちらに手をふっているのだけど、こんなものがお腹の上にあっても困るので、ふっと息をかけた。それでもびくりともしないので、思いっきり息を吸い込んでぶーっとふいたら、建物が崩れて中からロケットが飛び出した。アリがぼくに向かって歓声をあげているので、手をふりかえして、もうすぐ昼食。


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